「プロ意識の高さは完璧だった」ネフチ移籍が秒読みの本田圭佑、イタリア紙がミラン時代を回想!「時には謎の物体だったが…」
「ホンダを覚えているか?」とアゼルバイジャン行きを伝える
ミラノを去って、もうすぐ4年だ。だが、本田圭佑の去就は今でも一部のイタリア・メディアに取り上げられている。 【動画】新天地はアゼルバイジャンに!空港でネフチのファンから歓迎を受ける本田の様子はこちら 2014年から17年までミランでプレーし、名門の背番号10を纏った本田は、イタリアを離れてからメキシコ、オーストラリア、オランダ、ブラジルと渡り歩いた。昨年末でボタフォゴを退団し、ポルティモネンセと契約したが、リーグ規約で登録できなかったことが判明。新天地を探していた。 その本田は3月13日、ツイッターで「Azerbaijan」と投稿。報じられていたアゼルバイジャン・リーグ挑戦を認めたかたちだ。新たな挑戦の舞台になるとみられるネフチ・バクーは、クラブ公式チャンネルで空港に到着した本田の様子を伝えている。 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は同日、「ミラニスタ・ホンダを覚えているか?今はアゼルバイジャンで」と、日本人MFが新天地を明かしたことを報道。「地平線を変えることを恐れなかったのは確かだ。今、ケイスケ・ホンダは新たな冒険を迎える」と伝えた。 ミランで92試合に出場し、11得点を挙げた本田だが、財政難にあえいでいたベルルスコーニ体制末期だったこともあり、クラブの低迷期に在籍した3年半だった。 『Gazzetta dello Sport』紙は、その3年を「光と影があった。ときには謎の物体、ときには絶対的に有益だった」と表現したうえで、本田の姿勢が評価されていたと報じている。 「いずれにしても、彼はミラン・サポーターの間に好ましい記憶を残した。特にプロ意識の高さだ。練習でもピッチの外でも、つねに非の打ち所がなく完璧だった」 ただ、近年はピッチで結果を出せていないのも確かだ。アゼルバイジャンの地で、本田はどのようなプレーを見せるだろうか。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部