【浦和】ロドリゲス監督は補強に「満足」。J1初指揮ながらスタイル構築にも自信
「若い選手、野心がある選手が来てくれた」
浦和レッズを新たに指揮するリカルド・ロドリゲス監督が1月17日、記者会見でメディアの取材に応じた。 【PHOTO】チームの歴史が一目でわかる!浦和レッズの「歴代集合写真」を一挙紹介! 「みなさん、こんにちは。リカルドです。まず初めに浦和レッズという偉大なクラブで指導、指揮をさせていただく機会を与えてくれて、本当に感謝しています。浦和は本当にファン・サポーターの方々が熱く、とても情熱がある。彼らのために楽しんでもらえるような戦いをしていきたい」 そう意気込みを語った指揮官に求められるのは、新たなスタイルの構築だ。J1は初めての挑戦となるが、しかし戦術の落とし込みについては自信をうかがわせる。 「徳島で初めて指揮をした1試合目では、もうやりたいサッカーをある程度見せることができたと思っています。それから選手が毎シーズンいなくなっても、いつもどういうサッカーをしたいかを見せられたと思っている。浦和には素晴らしいクオリティを持った選手がたくさんいる。必ず攻撃的なところや、やっていくべきところができると思っている。まずは2月27日にしっかり見せられれば。チームとしてアイデンティティをしっかり持って戦っていければと思っています」 徳島ヴォルティスでは、柔軟に選手の配置を変えながら多彩な攻撃サッカーを展開してきた。浦和で目指すのも「攻撃的でアグレッシブ」なサッカーだ。 また補強について「満足している」と言う。監督自身も強化部と話し合いながら進めてきた。 「お互い話しながら進めていますし、その状況ですごく良い選手が集まってくれたと思っています。それから若い選手、野心がある選手が来てくれた。すでにいた選手も、ここ最近は最高のパフォーマンスを出せなかった人もいるかもしれない。ただ彼らの能力を最大限引き出す自信はあるし、さらに伸ばしていくことももちろん可能だと思っている。 ただ個人だけでなく、チームのコレクティブなパフォーマンスも高めていける。ピッチ内外でチームとしての団結が必要。そこを持ちながら、どこのピッチであろうが、どの試合であろうが、常に勝つつもりで意気込みを持って戦うこと。まだプロセスの途中なので、一歩一歩積み重ねていくこと。その一歩一歩がすごく良いところまで連れていく道になると思っています」