中日の“歴代最強”捕手5人(1)プロ野球黎明期彩ったレジェンド
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(中日ドラゴンズ・捕手編) 【表】セ・リーグ最強打者ランキングトップ10の移り変わり
プロ野球黎明期彩ったレジェンド
野口明(のぐちあきら) 投打:右投右打 身長/体重:174センチ/69キロ 生年月日:1917年8月6日 経歴:中京商-明治大 ○ベストナイン:2回(1951-52年) ○オールスターゲーム出場:4回(1951-54年) プロ野球黎明期を彩った「野口4兄弟」の長男。次男・二郎は投打二刀流の名選手としても知られる。中日では1949年からプレー。加入と同時に学生時代から慣れ親しんだ捕手へ再転向し、すぐさまレギュラーへ定着した。50年には打率.271、キャリアハイの18本塁打をマーク。翌年からは2年連続ベストナインを受賞した。 中日での通算成績は、672試合出場、打率.263、627安打、44本塁打、306打点、9盗塁となっている。
ベースボールチャンネル編集部