ヘビー級カボチャ、聖地に集結 441キロ 鈴木さん(山武)V 鴨川で重量競う大会
育てた巨大カボチャの重量を競う「第15回千葉県ジャンボかぼちゃ大会」が8日、鴨川市の「里のMUJI みんなみの里」で開かれた。県内各地の生産者が丹精込めて育てたヘビー級カボチャ約30個が集結。計量の結果、山武市の鈴木貞一さん(80)が441キロで優勝した。 同県大会は2010年から毎年開催。本県は過去に全国大会で5連覇を果たすなど巨大カボチャの“聖地”として知られ、県外の生産者からも注目を集める。巨大カボチャの栽培は非常に繊細さが求められ、割れずに大きく育てるには水はけの良い土や安定した気候など多様な条件が必要とされる。
今年はいすみ市や香取市、長生村などから大小さまざまなカボチャが持ち寄られた。最後に鈴木さんの超重量級カボチャが会場に到着し、クレーンで持ち上げられると、会場からどよめきが起こった。 白子町の長島義行さんが370キロの記録で準優勝。勝浦市の西川彰さんが348キロで3位に入った。優勝した441キロのカボチャは、15日に香川県小豆島で開かれる全国大会「第38回日本一どでカボチャ大会」に出品される予定。