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ヤクルトの若き主砲・村上宗隆がプロ3年目でホームラン王獲得を目指す!

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HOMINIS(ホミニス)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、延期されていたプロ野球公式戦が、いよいよ6月19日(金)に開幕。高津臣吾新監督の下、昨年の最下位から一気に頂点を狙う東京ヤクルトスワローズは、本拠地・明治神宮野球場で中日ドラゴンズを迎え撃つ。フジテレビONEの「SWALLOWS BASEBALL L!VE 2020」で生中継される開幕3連戦をはじめ、今季のヤクルトの攻撃の鍵を握るのが、昨年新人王に輝いた20歳の主砲・村上宗隆だ。 ■高卒2年目以内歴代最多タイの36本塁打をマーク 昨年、プロ入り2年目で大きな飛躍を遂げ、セ・リーグの高卒野手としては、1988年の立浪和義(中日)以来、31年ぶりの新人王に輝いた村上。九州学院高校(熊本)からドラフト1位で入団した2018年は、2軍生活が続いたものの、イースタン・リーグで打率.288、17本塁打、70打点と好成績を残した。シーズン終盤の9月には1軍へ昇格し、高卒ルーキー史上7人目となる初打席初本塁打の離れ業をやってのけ、大器の一端を示した。 そして昨年、開幕1軍スタメンの座を勝ち取った村上は、5月には清原和博(当時・西武ライオンズ)以来32年ぶりとなる10代での先発4番を任された。オールスターゲームにも三塁手部門のファン投票1位で出場。8月の横浜DeNA戦では山崎康晃(※「崎」は正しくは「立さき」)から逆転サヨナラ本塁打を放ち、19歳6ヵ月でのサヨナラ本塁打の史上最年少記録を樹立した。 シーズン終了時には、1953年の中西太(当時・西鉄ライオンズ)の記録に並ぶ、高卒2年目以内で歴代最多の36本塁打をマークし、打点96は中西の記録を抜いて史上最多となった。打率こそ.231で規定打席到達打者ではリーグ最下位、三振184は日本人選手史上最多記録と、荒削りな面も見せたが、村上はプロ2年目で新人王に輝き、リーグを代表する長距離砲へと成長を遂げたのだ。 ■抜群の柔軟性で広角に打ち分けられる技術は圧巻! 188cm、97kgの恵まれた体格を誇る村上は、規格外のパワーに注目が集まるが、実は柔らかい筋肉の質を生かした柔軟性も特筆すべきものがある。ごつごつ隆々とした筋肉ではなく、柔らかい筋肉をしているため、広角に打ち分けられる柔軟性を持っている。昨年の36本塁打は、右方向に引っ張ったものが18本、左方向に流して放り込んだものも13本あった。 また、シーズン中に打撃ステップの大きさを変えたり、練習でマシンに近づいて打ってみたりするなど、常に試行錯誤を繰り返し、自らの課題を修正するための努力はいとわない。シーズンオフには、チームの大先輩・青木宣親の米・ロサンゼルス自主トレーニングに同行し、苦手の守備を強化するため基本練習に励むなど、3年目のシーズンへ向け、昨年の成績に満足することなく、地道に準備を整えてきた。 ■練習試合で好発進の今季も開幕からアーチ連発を期待 今年2020年(令和2年)2月2日の2並びの日に、20歳になった村上。今春のキャンプでは下半身のコンディション不良で離脱するアクシデントがあり、開幕も心配されたが、延期になったことで再調整する時間がとれた。6月の練習試合初戦では弾丸ライナーで左中間スタンドにホームランを打ち込むなど、3安打の活躍を見せた。今季は福岡ソフトバンクへ移籍したバレンティンの穴を埋める役も担い、掛かる期待はさらに大きくなるが、20歳の若き主砲に、開幕からアーチ連発でホームラン王獲得に突き進む活躍を期待したい。 文=田口裕(エンターバンク)

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