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【輝く未来へ】千葉の最注目投手 木更津総合・篠木健太郎 最後に伝える「恩返し」

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千葉日報オンライン

 最速140キロ台中盤の直球に、鋭く沈むスライダー。右腕をしならせ、躍動感のあるフォームで三振を量産する。群雄割拠の千葉県高校野球界で今、最も注目の投手だ。木更津総合のエースにして、昨年10月から主将も託されている。  テレビで見た早川隆久(早大)らに憧れ、地元の群馬県を飛び出した。1年生ながら夏の甲子園にも出場。聖地で2失点の悔しさは今も残る。甲子園へは戻ることはできないが「引きずっても仕方ない。この仲間と最後に野球ができる舞台がある。笑って全力校歌を歌って終わりたい」。たくましい表情で誓った。

 昨夏秋と習志野に惜敗した悔しさをバネに、新たにカットボールとチェンジアップを習得。球速は測っていないが、「確実にボールは力強くなっている」。自信は相当増した様子だ。  プロ志望届は出さず、大学進学の方針を固めている。「中学時代は想像できなかった今の自分がいるけど、入学前から決めていた。1年目から戦える状態でプロに行きたいこだわりがある」。理想の自分を追い求める。  このメンバーでただ1人聖地の土を踏んでいる。「最後に戦う姿を通じ後輩に伝えたい思いがある」と、帽子のつばに記した言葉は「頂」と「恩返し」。チームへ、両親へ。全身全霊で気持ちを表現する最後の舞台が、やってくる。 ◇しのぎ・けんたろう 2002年5月7日生まれ。木更津総合高3年。176センチ、74キロ。群馬県明和町出身。

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