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航空会社や空港を格付けするナゾ多き会社「スカイトラックス」 その調査項目は膨大!

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乗りものニュース

羽田、成田、中部、関西の4空港が10位以内に

 2020年5月、世界最高の空港ランキングが発表され、2位に羽田空港、7位に成田空港、8位に中部空港、10位に関西空港と、トップ10のうち4つに日本の航空会社がランクインしました。ちなみに1位はシンガポールのチャンギ国際空港です。 【表】世界の航空会社ランキングにはユニークな部門も  また3月には、世界中の航空会社を対象とした格付けが発表され、JAL(日本航空)、ANA(全日空)がともに世界で10社のみの「5つ星」という最高評価をうけています。  実はこれらふたつの評価を行い、毎年同時期に発表しているのはイギリスの「スカイトラックス(SKYTRAX)」社です。どういう会社で、どういった基準で航空会社や空港を評価しているのでしょうか。  スカイトラックスは1989(平成元)年に設立された、航空会社や空港の専門的な調査、品質アドバイスを行うコンサルタント会社です。  先述した航空会社の格付けは1999(平成11)年、空港の格付けはその翌年からスタートしており、「これらの品質をランキングする唯一のプログラム」としています。2017(平成29)年時点で、対象航空会社は150社以上、空港は100か所以上に上るとのことで、2017年以降は、JALやANAといったフルサービスキャリアだけでなく、LCC(格安航空会社)や地域航空会社も含み、その規模は年を追うごとに大きくなっています。

格付け調査項目はどれくらい? 栄えある航空界の「アカデミー賞」とは

 スカイトラックスによると、航空会社や空港の格付け調査は、統一された客観的なシステムを用いて行われているといいます。たとえば航空会社格付けの場合、評価情報、方法などは、航空会社の管理者のみが知ることができるものの、その評価項目は空港や機内設備、スタッフサービスのパフォーマンスなど500から800にも上るとのことです。  そして、この格付け以外に同社の評価業務で名物となっているのが、年に1回発表される「ワールド・エアライン・アワード」でしょう。これは、同社によると「航空産業におけるアカデミー賞」と称されることもあるそうです。この調査は非営利部門が運営することで、商業的な要素を極力排除したスタイルで行われ、公平性を重視したものであるとしています。また、オンラインによる利用者アンケートなども行われ、こちらも評価項目に入ります。  加えて、発表されるのはいわゆる「総合ランキング」だけではありません。たとえば、CA(客室乗務員)や地上係員の質、飛行機の各クラスの座席の仕様といった、細分化された項目の個別表彰もあります。  なお、日本の航空会社では2019年、ANAが総合ランキングのワールド・エアライン・アワードの3位に選ばれており、JALもエコノミークラスの座席部門、ワールド・ベスト・エコノミークラスを獲得しています。

乗りものニュース編集部

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