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創業の心構えや準備紹介 鍼灸院開業の体験講演も 三重でセミナー

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伊勢新聞

 【四日市】三重県信用保証協会は3日、四日市市諏訪町の市総合会館で、創業に興味のある人や創業後間もない人を対象とした「創業セミナー」を開き、12人が参加した。中小企業診断士の横山博昭氏が「創業するまでに知っておくこと」と題して講演し、経営者としての心構えや創業に向けて必要となる準備など、円滑に事業をスタートするための取り組みを紹介した。  横山氏は「現在地や目標が分からないと目的地にたどり着けない。目標をはっきり定量的に、自分の強みや弱みも可能な限り具体的に描いてみることが大切」と強調した。  続いて、うつ病などでの闘病経験をもとにメンタル診療を掲げる「まな鍼灸(しんきゅう)堂」(同市浜一色町)院長の米倉まな氏が特別講演し、米倉氏は、18歳から鍼灸でうつ病を克服した27歳まで▽資格を取り開業に至る5年前まで▽開業後の歩みとコロナ禍での取り組み―などについて、自身の体験も踏まえながら語った。  米倉氏は「開業当初は自分の強みが何かも分からず、顧客を絞るのも恐かったが、人に話を聞いてもらうことで自分の価値、輪郭がはっきりし、『うつでの闘病経験』が強みと分かった。人はストーリーに共感するので、なぜそうなって行ったかというストーリーが大事で(ストーリーが)強みにもなる」と強調。  「毎日楽しく安心に過ごす女性を増やすためのセーフティーネットを作りたい」とし、目指していたことが実現して来た現在の心境を「自分が関わることでその方の人生が元に戻ることがうれしい」と話していた。  講演後は、創業者や金融機関、商工会議所などを交えた車座ディスカッション、交流会もあった。

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