かわいい鳥の正体は?注目の雑貨「mamoru(マモル)」シリーズのモチーフは日本の「絶滅危惧種」。作り手の思いを聞きました
絶滅の恐れがある生きものたちが、ものすごいスピードで増えている現状
普段から、動物の保護活動に関心があったので、すっかり「KATOKOA mamoru」に興味津々。そこで作り手である、『川辺株式会社』の石井和也さんにお聞きしました。 「『KATOKOA mamoru』シリーズが生まれたのは、日本動物園水族館協会の方とお話をしたことがきっかけでした。過剰な土地開発や工場汚染、乱獲や密猟、外来種の持ち込み、地球温暖化気候変動の影響などによる絶滅危惧種の加速度的な増加が深刻な問題であること、動物園・水族館はその絶滅危惧種の保護に取り組んでいることを伺いました。 絶滅危惧種を守ることは、環境を守ることでもあり、最終的には私たち人間の生活を守ることにつながります。そこで多くの人が手に取りやすい日常雑貨を通じて、この問題を発信できないものかと考えたのです。そうして生まれたのが『KATOKOA mamoru』です。 1人でも多くの方に、『KATOKOA mamoru』の商品を通じて、絶滅危惧種のこと、動物たちの深刻な状況のこと、環境のことを知っていただけたらと思っています」(石井さん)
グッズは全50類。モチーフになる動物たちは毎年変わる。
「KATOKOA mamoru」は2022年に発足。9種類の絶滅危惧種(イタセンパラ、コウノトリ、イリオモテヤマネコ、チョウ〈ヒメチャマダラセセリ・オガサワラシジミ・ギフチョウ・ウスバキチョウ〉、ヤンバルクイナ、イシカワガエル、アカウミガメ、ホンドザル、ツキノワグマ)をモチーフにしてスタートしました。 翌年2023年からは毎年10種類の絶滅危惧種をモチーフにしています。イラストはジャスミン・フルフォードさんが手がけています。動物たちの個性がよくわかる、インパクトあるイラストですよね。 アイテムも当初は、ミニタオルと刺しゅうバッグ1サイズだけでしたが、現在は扇子や巾着も増えました。グッズの種類が増えてくれると私たち買い手も選択肢が広がるのでありがたいですよね。
いちばん買いやすいのは770円のタオルハンカチ
はじめて買う方におすすめなのは、タオルハンカチ。誰もが使うものですし、お値段も770円と負担になりません。ちょっとしたギフト使いにもいいですよね。 ちなみにハンカチタオルの人気ランキング、1位はエトピリカ。 2位はライチョウ、3位は丹頂ヅル。なぜか鳥たちが大人気の結果となりました。