バルクオム、米国に進出しEC販売を開始 バラエティショップでの販売も予定
メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」を展開するバルクオムは、日本時間2021年2月15日より米国でのEC販売を開始した。
米国は、世界でも最大級のメンズグルーミング市場であることに加え、Eコマース文化も日本以上の浸透率がある。そのため、海外展開をする上で欠かすことのできない市場であると考え、進出に至った。今回の米国を含めアジア・ヨーロッパなど計11の国と地域への進出となる。
今後同社は米国国内でのブランドの認知拡大を目指し、オンライン・オフラインともにプロモーションを強化する。短期的なオフライン展開では日系人を中心としたアジアマーケットに向けてサンプリングやタッチアンドトライなどのプロモーションを実施し、メンズスキンケアの啓蒙およびブランド認知拡大による取扱店舗の拡大を目指す。中長期的には米国に住むすべての男性に向けてマーケティング活動を実施し、さらなるブランド認知度、プレファレンス(好感度)の拡大を狙う。そして最終的にはサブスクリプションビジネスの導入を検討していくという。
具体的には、日本と同じD2Cビジネスモデルのテストを行う。自社ECだけでなく米国Amazonでオンライン販売を行い、より多くの消費者にリーチすることを狙っていく。さらにタッチポイントの創出として全米で展開する「Tokyo Central」ガーデナ店などバラエティショップ約20店舗での展開を予定している。
MarkeZine編集部[著]