Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

〔東京株式〕もみ合い=警戒と期待でこう着状態(22日前場)☆差替

配信

時事通信

 【第1部】日経平均株価は前営業日比20円53銭高の2万2499円32銭、東証株価指数(TOPIX)は0.63ポイント安の1582.17と、ともに前週末の終値を挟んでもみ合った。新型コロナウイルス感染第2波への警戒感と大規模経済対策による景気回復期待の綱引きが続き、こう着感の強い値動きだった。  銘柄の44%が値上がりし、値下がりは52%。出来高は4億5422万株、売買代金は7983億円だった。  業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、医薬品、繊維製品などが上昇し、下落は空運業、陸運業、食料品など。  個別銘柄では、日本製鉄が高く、東レはしっかり。塩野義が大幅高で、中外薬も買われた。ソフトバンクGが上伸し、ZHD、DLEは値を飛ばした。東エレクが続伸し、ソニー、レーザーテックは堅調。半面、JALが安く、JR東日本、東急は軟調。ヤクルトが下押し、JT、花王は売り物がち。任天堂が小甘く、アドバンテス、トヨタ、富士フイルムはさえない。三菱商が下落した。  【第2部】大幅高。ツインバードが値を飛ばし、東芝も買われた。半面、INSPEC、Oakはさえない。出来高1億3212万株。  ▽個人の物色意欲は根強く  日経平均株価は取引開始直後に、前週末比170円弱下落した。その後は「個人投資家を中心にした個別材料株物色に支えられた」(銀行系証券)形となり、プラス圏に浮上した。  朝方は、新型コロナウイルス感染者数の拡大やアップルの一部店舗の再閉鎖を嫌気した米国での株価下落に引きずられ、東京市場も景気敏感株を中心に利益確定売りが先行した。しかし、世界的な景気刺激策による経済の早期回復期待が底流にある中で、米株価指数先物の反発とともに値を戻した。新型コロナ検査キットに関する報道が材料視された塩野義 <4507> が急騰するなど、個人の旺盛な投資意欲にも後押しされ、日経平均は切り返す展開となった。  もっとも、午前の東証1部売買代金は1兆円に満たず低調。米国や中国での新型コロナ感染第2派の到来による、経済活動の本格的な再開の遅れが心配される状況では「上値を追うような積極的な買いは入りにくい」(大手証券)という。週明けに伴い海外投資家の動きが鈍く、迫力不足の感が否めない切り返しでは、足元は盤石とは言えないようだ。  225先物9月きりは、売り物がち。株価指数オプション取引は、プットのアット・ザ・マネー近辺はまちまちで、コールは弱含んでいる。

【関連記事】