新生児殺害 29歳母親の控訴審初公判/埼玉県
新生児の遺体を実家に隠したほか、自宅の浴槽で産んだ赤ちゃんを放置して殺害したとして、殺人などの罪に問われた29歳の母親の控訴審の初公判が10日、東京高等裁判所で開かれました。 川越市大塚の無職 斎藤真悠被告(29)は、2018年から21年に新生児の遺体を春日部市の実家で遺棄し、2021年8月には自宅の浴槽の中で出産した男の赤ちゃんを窒息死させ、遺体を衣装ケースに隠したなどとして殺人と死体遺棄の罪に問われています。 一審のさいたま地裁の判決では懲役5年6か月が言い渡され、弁護側が控訴していました。 斎藤被告は10日の被告人質問で「私がだめなせいで大きな罪を犯したことを感じている。出所後は同じことを繰り返さないよう社会福祉施設でトレーニングし、ちゃんとした自分に戻りたい」と述べ情状酌量を求めました。 一方、検察側は控訴棄却を求め即日結審しました。 判決は1月14日に言い渡されます。
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