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フリーランスや個人事業主の確定申告について考えてみましょう

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ファイナンシャルフィールド

今年も3分の2が終わろうとしています。フリーランスや個人事業主の方はまだこの時期確定申告のことまでは考えていない方もいらっしゃるかもしれません。しかし年末はあっという間にやってきます。 特に今年は新型コロナウイルスの影響で収入が減少して、持続化給付金の申請時に青色申告と白色申告で算定の方法が違うなど、申告方法の違いについての話題もありました。 今回は、主に白色申告から青色申告に向けてということで書いていきたいと思います。

白色申告の特徴、注意点は?

白色申告とは、税法上の規定ではなく、青色申告以外の申告を指すものであり、青色申告承認申請書を出していないすべての法人個人が行う申告方法のことです。また平成25年分までは前々年、または前年分の所得の合計が300万円を超えない場合、記帳と帳簿書類の保管は義務づけられていませんでした。 しかし、平成26年1月以降は記帳と帳簿等書類を保管しなければならなくなりました。帳簿の作成および帳簿等の保存が義務づけは、帳簿作成に青色申告と同様の手間が必要となるので、一番大きなメリットはなくなったとみてもよいでしょう。ただし、白色申告の帳簿は簡単な方法で記帳することも可能ですので、家計簿の延長と考えるのもよいかと思います。 対象となるのは、不動産所得、事業所得、山林所得がある方です。赤字で所得税の申告をしなくてよい人であっても、記帳と帳簿の保管は必要になります。その帳簿やその他の書類の保存義務期間は、法定帳簿と呼ばれる収入金額や必要経費を記載した帳簿は7年、任意帳簿と呼ばれる業務に関して作成した法定帳簿以外の帳簿は5年です。また、決算に関して作成した棚卸表その他の書類、業務に関して作成し、または受領した請求書、納品書、送り状、領収書などの書類は5年となっています。

では白色申告のメリット、デメリットは?

メリットといえるかどうかは定かではありませんが、あえていえば先ほど述べた事前の申請手続きがないということです。逆にいえば、青色申告承認申請書を提出し承認されれば、白色申告で受けられないメリットが享受できるわけです。 またデメリットとしては、特別控除がない、専従者の給料の全額は経費として計上できない、基本的には赤字を繰り越せないなどが挙げられます。

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