【鹿児島県】春の絶景・風物詩5選 “砂の道”が出現すると渡れる無人島
海外旅行が難しい今は、日本の魅力を深掘りする、またとないチャンスです。そこで47都道府県の観光のプロに、知る人ぞ知る、その土地自慢の風景をリサーチ。 そこには、まだまだ知らない日本の姿がありました。 今回は、鹿児島県公式観光情報サイト「かごしまの旅」担当スタッフが選ぶ、鹿児島県の春の風景5選を紹介します。この先の旅の候補地に加えてみませんか? 【画像】【鹿児島県】春の絶景・風物詩5選を画像でチェック!
◆知林ヶ島
指宿市街地の北東、田良岬より約800メートル沖合に浮かぶ周囲約3キロの無人島「知林ヶ島」。 「昔は老松が茂り、夜、この付近を通過する帆船の船乗りは、風に揺れる松林の音を頼りに航行したことから『知林ヶ島』の名が付いたといわれています。 3月から10月の間、大潮や中潮の干潮時に砂の道(砂州)が出現し、島に渡ることができます。心地よい潮風を感じながら、家族や友人、恋人同士で砂の架け橋を渡って、素敵な思い出をつくってみませんか?」(「かごしまの旅」担当スタッフ) 砂州情報は指宿市観光サイト「いぶすき観光ネット」で確認できるとのことなので、訪問の際にはチェックを。 知林ヶ島(ちりんがしま) 所在地 鹿児島県指宿市西方https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chiringashima/
◆鶴丸城御楼門とツツジ
鹿児島(鶴丸)城は、慶長6年(1601年)頃に、のちに島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津氏の居城。 居館(現:県歴史資料センター黎明館)の正面中央にあった鶴丸城御楼門は明治6年(1873年)の火災で焼失。高さ、幅はともにおよそ20メートルと国内最大の城門だったそう。復元工事が完了し、令和2年4月11日から一般開放がスタートし、鹿児島県の新しいシンボルに。 「春はツツジが咲き、城壁と門とツツジのコントラストが綺麗です。梅雨時期からは、堀のハスの花が見頃となります」(「かごしまの旅」担当スタッフ) 鶴丸城御楼門とツツジ(つるまるじょうごろうもんとつつじ) 所在地 鹿児島県鹿児島市城山町7-2https://www.kagoshima-kankou.com/guide/12332/