中国地方の景況感は4県で改善も「長期金利の上昇の影響で当面は一進一退が続く」と分析 帝国データバンク広島支店調査
8月の中国地方の景況感は4県で、前の月から指数が改善しました。 帝国データバンク広島支店が、769社からの答えをまとめました。 【写真を見る】中国地方の景況感は4県で改善も「長期金利の上昇の影響で当面は一進一退が続く」と分析 帝国データバンク広島支店調査 改善したのはポイントが高い順で▽島根+1.5、▽広島+0.8、▽山口+0.6、▽鳥取+0.3でした。一方、岡山はー1.6ポイントで、4か月ぶりの悪化になりました。 業種別では「サービス」が+0.5ポイントで、インバウンド需要などが伸び、3か月連続の改善になりました。「小売」も+3.4ポイントとなり、実質賃金が前年比プラスとなったことなどで、3か月ぶりに改善しました。 一方、「製造」はー0.6ポイントで、3か月ぶりの悪化となりました。 帝国データバンクでは「追加利上げの方針が示されるなか、長期金利の上昇が設備投資や個人消費にマイナスの影響を与えかねず当面は一進一退が続くだろう」としています。
中国放送