大阪府・吉村知事が定例会見11月18日(全文4)吉村知事のせいだと言ってもらってもいい
大阪府の吉村洋文知事は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「吉村大阪府知事「大阪を国際金融都市にしたい」(2020年11月18日)」に対応しております。 【動画】吉村大阪府知事「大阪を国際金融都市にしたい」(2020年11月18日) ◇ ◇
今の状況の受け止めを
関西テレビ放送:関西テレビの竹内です。きのうミナミの夜の街を取材しますと、結構お客さんのほうががらがらで、飲食店のほうもいきなり最近客が減ったというような声も上がっていて、感染症対策と経済を回すことの難しさも含めて、この今の状況の受け止めをお願いします。 吉村:感染症対策と経済活動の維持っていうのはもうかなり難しいハンドル、ブレーキとアクセルだというふうに思っています。やはり感染が増えてくれば、こういったいろんなお願いとか発信ということもすることになります。発信をすれば、それだけで効果も当然出てきます。これは僕、知事としての発信だけじゃなくて、やっぱりメディアの皆さんも日々、客観的な事実を報道されるわけです。毎日200人増加、過去最多、過去最多っていう、連日それがニュースでぼんぼん出てくるわけですから、これはいわゆるアナウンス効果としてそれは当然、府民、国民に響くということはあると思います。 ですので、そういった意味で、当然そういうふうな報道が多くされたり、あるいは僕も発信、やっぱりブレーキかけなきゃいけないときはいろいろ発信もしていきます。当然メディアも通じて発信もしていきます。自分も発信をしていく。そうなってくると、社会経済としてはやっぱり、特にやっぱり、人の動きが止まりますから、停滞すると。特に飲食の場面というのはやっぱり停滞しやすくなると思います。
飲食で出ているのは客観的事実
それが、ただやっぱり飲食で出ているというのは国の分科会でも示されているとおりなので、それはもう客観的な事実だと思いますから、そういった意味で僕としては静かに、大人数じゃなくて静かに4人以下のメンバーで飲食を楽しんで、唾が飛び合うようなことじゃなくて、そういった慣習というのを付けていこうよということを、提案もしていきたいと思います。 大阪府の少人数飲食キャンペーンというのはもともと4人以下の適用範囲でやっていますが、これはこれからも続けていこうと思っています。もちろんそれは、使われる頻度は下がるとは思いますけれども、やっていこうと思っていますし、コロナと共にということであれば、やっぱり大人数でどんちゃん騒ぎするとどうしてもそこに陽性者がいるとすぐ広がってしまいますから、そういったことを防ぎなら、なんとか感染症を抑えれば今度また消費も、人の動きも出てきますから、どうしても拡大期においては一定ブレーキをかけざるを得ない。社会経済活動の側面から見るとそうだと。そのブレーキをかける役割っていうのはやっぱり、これは知事がやるべきだろうというふうには思っています。 でもそれをかけることによって、例えば飲食の皆さんだとか、本当に日々そうやって収入があって生活されている方の、その人たちの生活もあるし、家族もあるし、という中で、こうやっていろんなお願いをするのは本当に、ある意味なかなか気持ちとしては厳しいものを大きく背負いながら今やってますけども、でもこれは知事がやらないと駄目だと思っていますので、それはやっていこうと。これを抑えれば、今度また経済を回復させていく。それをうまく社会体制を保ちながら、強くしながらこのコロナとの戦いを、どんどんある程度、社会体制を強めていくということだというふうに思っています。