0勝11敗で終えた西武・高橋光成が5500万減で契約更改「今後のプラスになる1年」と前向き 来季は「22勝0敗で今年の分返す気持ちで」
プロ野球・西武の高橋光成投手が13日、契約更改をしました。年俸は5500万円ダウンの2億1000万円(推定)となりました。 【画像】入団会見を行った平沢大河選手 今季、右肩の張りでシーズン開幕に出遅れた高橋投手は4月半ばに初先発も黒星発進しました。2021年から3年連続2ケタ勝利を飾っていた高橋投手でしたが、蓋をあけてみると、今季は15試合に先発、0勝11敗、防御率3.87と1度も勝利をつかめませんでした。開幕から11連敗はパ・リーグタイ記録となっています。 不作の今シーズンについて高橋投手は「苦しかった1年でした」と話すも「今思えばいい経験ができた1年でしたし、今後の野球人生にはプラスになる1年でした」と前向きに捉えます。 「悪いときにいろんなものが見えてくる。コンディショニングはこうしたほうがいい、自分の調整はこうしたほうがいい。いいときは考えなかったことを考えることができた」といいます。 また、背番号『13』を付けている高橋投手。この番号は西口文也新監督が現役時代につけていた番号となります。「西口さんに対して特別な思いがあります。ライオンズのエースとして長年やられてきた方ですのでリスペクトしています。西口さんのために頑張りたい」と新監督へ向けた思いを語りました。 忘れられないシーズンになったと話す高橋投手ですが「そこだけにとらわれてアクションできないのはよくない。やり返したいという気持ち。11敗したので22勝0敗だったら今年の分返せるのでそのくらいの気持ちで取り組んでいきます」と心機一転で来シーズンに挑む気持ちを告げました。