ファン「うおおおお!」 4年ぶり「涼宮ハルヒ」新刊では異世界にぶっ飛ぶ? シリーズ開始からもう21年…13巻目がランクイン[文庫ベストセラー]
12月3日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編12.5』が獲得した。 第2位は『青い壺』。第3位は『こいごころ』となった。 【写真を見る】「涼宮ハルヒシリーズ」最新刊発売を記念して「特製SOS団カード」がもらえる書店フェアやオンラインくじの発売も 2位の『青い壺』は有吉佐和子さんの連作短編集。次々と持ち主を変える「青い壺」。行く先々で起こる人間ドラマを描く。有吉佐和子さんがNHKの「100分de名著」で2024年12月の題材として選ばれ、注目を集めている。 4位以下で注目は5位に初登場の『涼宮ハルヒの劇場』。谷川流さんによる大人気ライトノベル・涼宮ハルヒシリーズ最新刊。ファンタジー・西部劇・神話世界と様々な世界を渡り歩くSOS団の冒険と顛末を描く。前作『涼宮ハルヒの直観』(KADOKAWA)は2020年11月に刊行されており、今作は4年ぶりの第13巻。Xでは、「涼宮ハルヒ」シリーズの公式アカウントに「うおおおお!」「待っておりました!」と興奮の隠しきれないファンの声が届いた。
1位『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編12.5』衣笠彰梧[著](KADOKAWA) 『2年生編』ついに、閉幕! 大きな衝撃と共に『学年末特別試験』は終了。だが――「私も含めて、何よりも気になっていることを解消したいと思う」「綾小路が、わざと退学者を出してるってことか?」「俺はあの勝負に納得なんてしてねえ」「私の責任です。私はこれから、このクラスでリーダーを続けていく自信が――」「私は絶対にAクラスにしてみせる。どんな方法を使ってもね」「私たちが残された時間で逆転できる可能性は――」各クラスは新たな火種を抱えたまま2年生最後の春休みを迎えることになり――! 「久しぶりだな清隆。元気そうで何よりだ、学校生活は順調か?」「春休みが終わるまでには必ず。それじゃあ、今日はこれで失礼します」(KADOKAWAウェブサイトより)
2位『青い壺』有吉佐和子[著](文藝春秋) 読めばハマる有吉佐和子。幻の名作長篇 無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が売られ贈られ盗まれ、十余年後に作者と再会した時――。人生の数奇な断面を描き出す名作! シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親…人間の奥深く救うドロドロした心理を小気味よく、鮮やかに描き出す絶品の13話! (文藝春秋ウェブサイトより)