【東京六大学】早大・徳山壮磨 今季初実戦5イニング零封 中日の米村スカウト「打たれても抑える、柳タイプ」
◇26日 練習試合 早大1―0ENEOS(川崎・ENEOSとどろきグラウンド) 東京六大学野球で昨秋優勝した早大のドラフト上位候補、徳山壮磨投手(3年・大阪桐蔭)が今季初登板で先発し、5イニングを4安打7奪三振で無得点に抑えた。中日、楽天など5球団のスカウトが視察、得点圏に走者を置いても失点しない投球を改めて評価した。 エース背番号11での初登板。最速147キロを記録し、要所ではフォーク、スライダーも決まっていたが、徳山は「思うようにコントロールができなかった。強豪をゼロに抑えたのは良かったが、内容はふがいない。リーグ戦は大黒柱としてしっかり投げたい」と気を引き締めた。 中日の米村チーフスカウトは「打たれても抑える、ウチの柳に似たタイプ。彼本来の投球はできていた。キレが出てくればもっと良くなる」と期待を込めた。
中日スポーツ