新潟はローカルファミレス天国!魚沼市の“ご当地ファミレス”で味わえるソウルフードの魅力
聞けば、このタレカツ丼、もともとは『レストラン モンブラン』のまかないがルーツ。天ぷらのタレをヒレカツにつけて丼として食べてみたところ、あまりに旨かったため、10年ほど前にメニュー化された逸品だそう。カツはご飯と馴染むように、ヒレ肉を叩いて薄くしてから揚げられています。なるほど、カツの美味しさはそのままに、あっさり食べ飽きることない理由がわかった気がします。
ところが完食目前の状況で、なんとカツがもう一枚ご飯の中から出現!! 思わぬ伏兵の登場に嬉しいやら混乱するやら。何とか無事に完食できましたが、もうお腹は大満腹&大満足。てんこ盛りのコシヒカリとやさしい味わいのタレカツ、贅沢この上ない組み合わせを堪能させていただきました。
魚沼市産コシヒカリとご当地食材のコラボはまさに最強!
前日にタレカツ丼を存分に満喫した筆者。まだまだ人気のファミレスがあるということで訪れたのが国道17号線沿いにある『レストラン朱鷺(とき)』。これまた創業40年以上の老舗で、地元ではヒレカツチーズ焼きや絶品オムライスで知られている名店。 店内に入ると、和の設えながらもカウンター席やテーブル席、小上がり席まで用意され、シチューエーションや目的に応じてどういうふうにも使い分けできそうな雰囲気。ご当地ファミレスならではのホスピタリティを感じます。 和洋のバラエティ豊かなランナップから選んだのは、「魚沼ごっつぉ定食」。選んだ理由としては、地元産のコシヒカリが2024年末までおかわり自由だったから。昨日のタレカツ丼で魚沼市産コシヒカリのハンパない美味しさを改めて思い知らされた身としては、これは看過できません。
ほどなくしてテーブルに供された御膳は圧巻のひと言。メインの鍋に加えて、ずいきの酢の物、ニシン味噌、米粉の海老フレークや里芋の田楽などまさにご当地料理のオンパレード!
アツアツの鍋は豚肉がメインで、おだやかな風味ながらキリッと生姜を利かせたやさしい出汁が食欲をそそります。当然ながら地元産コシヒカリのご飯との相性も抜群。お米の価格が上昇している昨今、これでご飯おかわり自由とは神すぎませんか!? 魚沼万歳です。