【YJS】地方勢が上位を独占!大井の鷹見陸が若手騎手の頂点に 「優勝はうれしいけど…悔しい」
JRAと地方競馬の若手騎手がその技術を競い合う2024ヤングジョッキーズシリーズの「ファイナルラウンド中京」が14日に行われ、シリーズ計5戦を終えた結果、大井競馬の鷹見陸(21・鷹見浩)が57ポイントを獲得して優勝した。2位は53ポイントの望月洵輝(愛知)。3位は49ポイントの室陽一朗(浦和)だった。 12日に行われた園田ラウンドでは、各騎手が3レース(11頭、11頭、10頭立て)のうち2鞍に騎乗。この中京ラウンドでは16頭のフルゲート2鞍に全員が騎乗し、4鞍でのポイントを競い合った。この日は室と望月がそれぞれJRA初勝利を挙げて追い上げたものの、園田ラウンドの〝貯金〟を生かした鷹見がV。若手騎手の頂点に立った。 1位・鷹見陸のコメント「優勝はうれしいけど、本日の騎乗(7、13着)は悔しい。勝てなくても馬券圏内(3着)には来たかった。昨年は一度も騎乗していないので一頭一頭ありがたく騎乗させてもらっている。次は大きいレース、重賞で優勝したいと思っていますので応援よろしくお願いします」 2位・望月洵輝のコメント「2位なのでもう1つ高いところへいきたかった。もう1つ上へ行けるように技術を磨いていきたい。中京の第1戦(シルキーガール2着)は長い直線を意識し過ぎてしまったので、2戦目はそれを踏まえ、良いレースができた。地元で身内が応援に来てくれてそれを力に変えられました。今後は名古屋を代表する騎手になりたいです」 3位・室陽一朗のコメント「馬に助けられての3位でした。初めての芝でしたがいつも見ていた景色で乗れて楽しかった。(期間限定で騎乗した)名古屋で経験した知識、技術を生かせるように乗っている。いっぱい勝てる騎手になりたい」
2024YJS最終結果
(騎手名・所属・ポイント数) 1位 鷹見 陸・大井=57 2位 望月 洵輝・愛知=53 3位 室 陽一朗・浦和=49 4位 佐藤 翔馬・美浦=45 5位 古川 奈穂・栗東=40 6位 土方 颯太・兵庫=39 7位 田口 貫太・栗東=39 8位 長浜 鴻緒・美浦=36 9位 土田 真翔・美浦=34 10位 橋木 太希・栗東=33 11位 及川 烈・浦和=32 12位 加藤 翔馬・金沢=27 13位 谷内 貫太・大井=24 14位 長江 慶悟・笠松=23 15位 河原田菜々・栗東=19 16位 石田 拓郎・美浦=4
東スポ競馬編集部