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4連休、久々の満室 北陸の宿泊施設

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北國新聞社

 19日からの4連休中、北陸の宿泊施設で久々に満室が目立っている。石川では県民限定の宿泊割で地元客がほとんどだった7、8月の状況から一転、全国からの宿泊客がどっと増えた。ただ、満室となるのは一時的で、行楽シーズンの団体旅行も少ない。18日には政府の観光支援事業「GoToトラベル」の東京発着旅行の予約が解禁され、関係者は集客へ期待を寄せている。

 「宿泊客の住所はかなり分散している。このまま通常に戻っていけたらいい」。金沢市湯涌温泉の旅館「かなや」の安藤喜代子女将(おかみ)はこう話す。

 かなやは19~23日が満室で、関東や関西などからの県外客が9割を占める。8月は県外客が1割で、例年と逆転していた。安藤女将は「エリアが広がっていくのはありがたい。感染に多少の不安はあるが、対策を万全にしてお迎えしたい」と話す。

 富山市のANAクラウンプラザ富山は19、20日がほぼ満室となった。満室となったのは昨年末が最後で、宿泊担当者は「久しぶりに活気を取り戻している」と声を弾ませた。

 一方、秋の行楽シーズンに向け、団体客の予約が入っている宿泊施設はほとんどない。

 七尾市和倉温泉の旅館「のと楽」は19~21日が満室で、約半数を県外から迎えるが、「団体客が少なく、人数が例年とは全然違う。10月以降も厳しい」(担当者)と漏らす。

 加賀市山中温泉の旅館「厨八十八(くりややそはち)」では19~21日が満室で、同じく半数近くが県外からの旅行者だ。中村和重社長は「Go To トラベル」で東京発着の予約が解禁されたことに対し、「カンフル剤としての期待が大きい。じわじわと予約が入ってくるだろう」とみている。

 金沢ニューグランドホテルは20日の予約が正月以来の満室となっている。4連休中は県外客が9割を占める。18日は東京から10月以降の予約を15件ほど受け付け、庄田正一社長は「これをきっかけに10月以降も伸びてほしい」と話した。

北國新聞社