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グラップラー刃牙、コロナ禍の阿寒湖温泉救う 釧路出身漫画家・板垣さん使用快諾 CF返礼品や原画展

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北海道新聞

 【阿寒湖温泉】釧路市出身の漫画家板垣恵介さんの人気格闘漫画「グラップラー刃牙(ばき)」が、新型コロナウイルスの影響で窮地に立つ同市阿寒湖温泉の救世主となっている。温泉街の店舗の運営資金を募るクラウドファンディング(CF)の返礼品に作品が使われ、開催中の原画展も人気。12日には板垣さんのサイン会も予定されており、温泉関係者は「バキの力を借りてコロナを乗り切りたい」と話す。  「まさかここでバキを見られるとは。ラッキーでした」。旅行中に宿泊先で原画展を知り、会場の「鄙(ひな)の座野の花ギャラリー」に立ち寄った愛知県の会社員林慶徳さん(34)は声を弾ませた。作品の登場人物と、板垣さんが原画展のために描き下ろしたアイヌ民族の神話の始祖神「アイヌラックル」の計10点を展示。8月13日の開幕以降、今月4日までに約700人が足を運んだ。  同市観光振興室によると、阿寒湖温泉はコロナの影響で1~6月に約8万9千人分のキャンセルが発生。阿寒町商工会青年部などが打開策として原画展やCFを企画し、中学時代を阿寒湖温泉で過ごした板垣さんの協力を得て実現させた。  今月1日から始まったCFは温泉街の計34店舗が支援対象。寄付の返礼品として各店舗の商品に加え、作品のイラスト入りクリアファイルが用意された。すでに各地から寄付が届き、「遠くからだけど応援しています」「落ち着いたら阿寒湖温泉に行きたい」などのコメントも寄せられた。商工会青年部阿寒湖畔支部の新妻俊支部長(36)は「板垣さんには『作品をどんどん使って』と言ってもらった。感謝しかない」と話す。

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