福岡市地下鉄、新車両が運行開始 青い「食パン」顔、防犯カメラも
福岡市交通局は29日、福岡市地下鉄の空港線と箱崎線で新型車両「4000系」の運行を開始した。ブルーのラインをあしらい、平べったい前面が「青い食パン」と話題の車体。車内には全国に先駆けて常時監視の防犯カメラを取り入れた。 同日午後、福岡市西区の姪浜駅で出発式が開かれ、高島宗一郎市長は「長く愛される車両になってほしい」と祝辞を述べた。テープカットの後「出発進行」の号令で、鉄道ファンらが乗り込んだ一番列車が出発した。 2027年度にかけて現行の1000N系と置き換え、6両編成18本(108両)が導入される予定。ロングシートを配置し、1席当たりの幅は48センチとゆとりを持たせた。