槽乾燥はどれくらいの頻度でやればよい? 多めにやるべき人の特徴は【専門家が解説】
洗濯機に搭載された「槽乾燥」モード。どれくらいの頻度でやればよいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 【表】洗濯機は何年で買い替え? 家電の寿命一覧 「All About」ガイドで、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演する安蔵靖志が、正しい槽乾燥の頻度を解説します。 (今回の質問) 槽乾燥はどれくらいの頻度でやればよいでしょうか? (回答) 週1~2回はカビ予防のために行うようにしましょう。 どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆週に1~2回は行うようにしましょう
洗濯槽の乾燥は、カビ予防に非常に効果的な方法です。しかし、どのくらいの頻度で行えばよいか迷う人も多いはず。 そもそも、縦型洗濯機とドラム式洗濯機のどちらを使用しているかによって、槽乾燥の必要性は変わってきます。縦型洗濯機の場合、洗濯終了後にふたを開けて自然乾燥させることができれば、槽乾燥をわざわざ行う必要はありません。しかし、できない場合は毎回槽乾燥を行うことをおすすめします。ドラム式洗濯機の場合、ふたが前面に配置されているため、縦型洗濯機に比べて自然乾燥がしにくいです。そのため、できれば洗濯後に毎回槽乾燥を行うのが一番よいとされています。 とはいえ、毎回槽乾燥を行うのは面倒、あるいは電気代が気になる、という場合もあるかと思います。そのため、基本的には週に1~2回は槽乾燥を行うようにするとよいのではないでしょうか。ただし以下の場合、洗濯機の種類を問わず、槽乾燥の頻度を上げるのがおすすめです。 ・洗濯後、洗濯槽に水が残っている場合 ・洗濯槽からカビ臭がする場合 ・洗濯物に黒い汚れが付着する場合 ・泥汚れのついた衣類を頻繁に洗う場合 ・柔軟剤を多量に使う場合 ・湿度の高い地域に住んでいる場合 このほか、梅雨の時期などは乾燥の頻度を上げてもよいでしょう。
◆槽乾燥以外のカビ予防方法は?
槽乾燥以外に、以下の方法もカビ予防に効果的。併せて行うようにしてもよいでしょう。