Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

ザッパー系を乗り継ぎ計13万km走ったライダーが考える「シリーズ共通の特性とは?」【カワサキ空冷4発の系譜】

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
モーサイ

そして2台目のZR-7は、そんな過去の思い出とザッパー系の進化に興味があり、2000年以降に中古で購入。ZR-7とは約8年6万kmほどを過ごしたが、驚くほど手間のかからないエンジンだった。 GPz750で経験したセルの空回り症状(ワンウェイクラッチ交換)、クランク周りからのゴロゴロ音とアイドリング不調(最終的に一次駆動チェーン交換とカムチェーンの交換)、シリンダーベース、ヘッドからのオイル漏れ(ガスケット交換)、オイル下がり(バルブステムシール交換)などは皆無。 それもそのはず、ZR-7ではそれら部分のほぼすべてに見直しが入っていたのだ。

Z650→ZR-7に至るザッパー系モデル各車の印象

地道な熟成を経てザッパー系エンジンは徐々に“優等生”になっていったが、自身の経験と試乗取材で経験したことを踏まえ、ザッパー系モデルそれぞれに感じた印象を記していきたい。 ■Z650=64ps、5.8kgmの性能値は程よく刺激的で、低中速寄りのギヤレシオにより、一般道、ワインディングでのキビキビした走りが魅力。ミクニの強制開閉式キャブレターVM24による低回転からのツキのよさと、少し古めかしいザラつきのある回転感が特徴。フロント19インチの程よい手応えと軽快感のある挙動は、Z1の好悪含めた特徴を見直した秀逸な乗り味だと思う。 ■GPz750=738cc化してから4世代目となるエンジンは、72ps、6.3kgmの性能を発揮し、ギヤレシオも高速寄りに。ミクニの負圧式キャブレターBS34での大口径化、バルブタイミング見直しで、高回転域の盛り上がりも一段と刺激的だった。 ■ゼファー750=68ps、5.5kgmと、エンジン的には先代にあたるGPz750と比べ控えめな性能。キャブレターはケーヒンの負圧式「CVK32」となっており、洗練された乗りやすい特性に加え、低中回転域では滑らかな回転フィールが実感できる。 (ただし1999年以前のモデルはGPz750世代と同様のクセ・弱点も持っていたが、ZR-7登場に合わせて行われたエンジンの改良でそれらも改善) ■ZR-7/ZR-7S=1999年登場時は73ps、6.3kgmと、GPz750と同等のスペックを与えられたもののマイルドな印象。2003年からは環境規制への対応などで67ps、5.8kgmにダウン。

【関連記事】