チームの垣根を越えた仲良し対談テキ×トモ!異国の地から始まった友情!? リコー・松橋周平選手×パナソニック・坂手淳史選手の2023年、果たしたい想いとは…
バチバチと身体を当て、時には喧嘩のように熱い感情をぶつけ合うラグビー。 だけど試合が終わると笑顔でお互いを讃え合う― ラグビーを初めて見る人には不思議な光景ですよね。 そんな、チームの垣根を越えて友情を結ぶ2人の選手をピックアップ。 「試合中は相手(友達)をどんな風に見ているの?」「仲良くなったきっかけは?」など、 気になる疑問に答えて貰いました。これであなたも2人の対戦を見るのが楽しみになる事間違いなし! リコー・松橋周平選手×パナソニック・坂手淳史選手の2023年、果たしたい想いとは… 今回はリコーブラックラムズの背中で語るキャプテン、松橋周平選手と、RWC2019でもHOとして活躍したパナソニックワイルドナイツキャプテン、坂手淳史選手の2人の仲を深堀り! 明治・帝京でライバルとして戦った大学時代を経て、異国の地で再会― 言葉が無くても通じ合える唯一無二の友達に。RWC2023で叶えたい2人の想いとは…? ※取材はリモートで別々に行いました
──2人の出会いは。 松橋「お互い大学時代(松橋:明治・坂手:帝京)から知ってはいたんですけど、話した事はまだ一回も無かったんですね。で、僕らが社会人になって1年目で僕がサンウルブズに入って、坂手も途中から入って来て、そこで初めて会話をしました。 その時たまたま同い年が僕と坂手の2人だけで、チームで一番年下っていうのもあって、自然に話したり、一緒に居る時間が増えて、そこから意気投合したって感じですかね。」 坂手「対戦したりというのは大学時代からありましたし、周平の存在は高校の時から知っていたんですが、実際に喋ったりしたのは2017年かな。周平はサンウルブズで遠征に行っていて、僕は別でニュージーランドに留学に行ってた時に、たまたまサンウルブズのHOに怪我が出て、『急遽来て欲しい』と言われたんです。ニュージーランドから南アフリカに飛んだんですけど、そこで会ったのが初めてだったと思います。南アフリカに着いて次の日の朝、バスで初めてチームに合流するという時に周平が居て、それが出会いでした。」