トヨタとNTTがタッグ、動き出す"IOWN"注目11銘柄
交通事故ゼロ社会構想では、車と道路などの社会インフラをつなぐ車と道路や信号機、GPSなどの連携が不可欠だ。それらをつなぐために最新の光技術が期待されている(イメージ写真:タカチン / PIXTA)
巨人同士が「交通事故ゼロ社会」を目指しタッグを組む。10月31日、トヨタ自動車(7203)と日本電信電話(9432)は自動車の交通事故防止のための人工知能(AI)や通信基盤開発に共同で取り組むことで合意したと発表した。 両社はこの構想を「モビリティAI基盤」と位置づける。これは現在各国で開発が進められている自動運転技術とは異なるアプローチだ。従来の自動運転技術はクルマの車体のみによって認知・判断する仕組みだ。 モビリティAI基盤はこれらの自動運転技術も必要だが、交通事故防止のためにはこれに加え、ヒト・モビリティ・インフラが三位一体で絶えずつながるインフラ協調型の取り組みが主体となる必要があるとする。
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野津 滋