デザインホテルや朝食が美味しいカフェなど最新の施設をチェック。北欧デザインの聖地デンマーク・コペンハーゲンで訪れたい最新&定番デザインスポット
7【バー】Mikkeller Bar/ミッケラー・バー
日本にも上陸しているクラフトビールバー「ミッケラー」の本店があるのは、コペンハーゲン中央駅から徒歩5分程の距離にある半地下の建物。 店内には20種類ほどのクラフトビールがずらり。好みを伝えておすすめを教えてもらうことも可能。各地のクラフトビールが手軽に楽しめます。 店内席と、店の外にもテラスがありますが、こじんまりとしているので店内は常に人でいっぱい。街歩きに疲れたら、のどを潤しに立ち寄りたい場所です。
8【美術館】Design Museum Denmark/デザインミュージアム・デンマーク
18世紀に建てられた病院だった建物を、1926年にデザイナーのコーア・クリントが改装。当時はデンマーク工芸博物館でしたが、現在はデザインミュージアムとして多くのゲストを招き入れています。 企画展の他に、デンマークを代表するデザイナーであるハンス・J.・ウェグナーやアルネ・ヤコブセン、フィン・ユールなどの作品を展示する小部屋もあり、見どころがたくさん。ぜひ時間をたっぷりとって訪れたい場所です。 カフェでは実際に名作椅子に座ってお茶をすることが可能。よいデザインが暮らしのなかに根付いているコペンハーゲンらしいスペースです。
9【美術館】Ny Carlsberg Glyptoteket/ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館
チボリ公園のすぐ隣にある、ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館。1882年に建てられたこの美術館には、ビール会社のカールスベルグ社の創設者の息子のコレクションが所蔵されています。主に古代から近代までの彫刻が展示されており、印象派などの絵画が見られるコーナーも。 展示はもちろん、見逃せないのが入って正面にあるウィンターガーデン。 亜熱帯の植物を集めた美しい温室で、カフェもあるのでここでお茶も楽しめます。
10【公園】Oper Park/オペラパーク
今いちばんコペンハーゲンで注目のスポットなのが、昨年10月に完成したオペラパーク。コペンハーゲンの観光名所オペラハウスの隣の土地にできた公園で、地下には駐車場を備え、温室にもなっているカフェもオープンしました。6つのテーマに分けられた庭園の中央に温室棟があり、そのなかにカフェ「Væksthuset」が入っています。 温室は吹き抜けになっていて、地下階から地上階に向かって樹木が植えられています。吹き抜けの地下は駐輪場。有機的なフォルムの建物の設計は、設計事務所Cobeが行いました。 カフェ「Væksthuset」はガラス張りなので、庭園越しに運河が見渡せ、晴れている日はこのロケーションのよさを最大限堪能することができます。オペラハウスまで観光しに訪れたら、散歩がてらオペラパークの庭を散策し、食事をしてのんびりするのがおすすめです。
2025年にはペーパーアイランドに新施設がオープン
デザイン好きなら訪れたい、コペンハーゲンのおすすめスポットをご紹介しました。最後にご紹介したオペラパークがあるエリアは現在再開発が盛んなエリアで、隣のペーパーアイランドには2025年に建築家の隈研吾による新たな水にまつわる複合施設ができることも発表されました。 数多くのデザイナーを輩出してきた街コペンハーゲン。名建築や名作家具が堪能できるスポットが数多くあるのと同時に、新たなデザインの発信地でもあります。 コペンハーゲンを訪れた際には、ぜひデザイン目線で観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。