デザインホテルや朝食が美味しいカフェなど最新の施設をチェック。北欧デザインの聖地デンマーク・コペンハーゲンで訪れたい最新&定番デザインスポット
2 【ホテル】Radisson Collection Royal Hotel, Copenhagen/ラディション・コレクション・ロイヤル・ホテル・コペンハーゲン
アルネ・ヤコブセンが1960年に手掛けた、旧SASロイヤルホテルはいわずと知れたヤコブセンの代表作であり、ここから数多くの名作家具が誕生したことでも知られています。現在はラディション・コレクション・ロイヤル・ホテル・コペンハーゲンとして運営されています。 半世紀以上の時を経た2018年、ホテルはスペース・コペンハーゲンによって改装されました。ロビーの大階段は色が変わり、より洗練された雰囲気に。ロビーにはヤコブセンの名作チェアが並んでいます。 唯一ヤコブセンが手掛けた部屋が今も残る606号室。ホテルのコンシェルジュに声をかけると見せてもらうことができます。 長い年月が経ち、光を浴び続けた家具のファブリックは経年変化で色を変え、やや黄みがかったブルーに。 ここから、名作「エッグチェア」「スワンチェア」「ドロップチェア」などが生まれました。 最上階の360度コペンハーゲン市内が見渡せるパノラマスイートルームは今年改装が完了。バスルームを中心に、ダイニングエリアやリビングエリア、ベッドなどが円を描くように配置されています。アルネ・ヤコブセンによる名作家具のほか、ハイメ・アジョンらによる現代のフリッツ・ハンセンの家具も並んでいます。
3【ショップ】HAY HOUSE/ヘイハウス
コペンハーゲンの中心地、歩行者天国となっているストロイエに面しているヘイの旗艦店。 ヘイはコペンハーゲン発祥のライフスタイルブランド。2002年に設立されて以来、モダンで親しみやすいアイテムが人気を呼び、現代のデンマークを代表するブランドに成長。数多くのデザイナーやブランドとも協業しています。 そんな人気ブランドのショップは、2021年に既存のショップの上の階にも広がり、より面積を広げました。そして今年の3daysofdesign期間中には、1フロアを地元の人気レストランLOCALE21とコラボレーション。新作の食器コレクション「バロ・コレクション」に料理が盛り付けられ提供されるという一幕も。 旗艦店ということもあり、店内は品ぞろえ豊富! 家具からインテリアアイテム、布ものや食器も豊富に揃います。 家具がコーディネートされて提案されているので、実際に使用する場所を想像しながら家具を見ることができます。