首位キープで再び熱狂に火をつけたナポリ…FWルカクはどこまで到達するのか?「まだ伸びる」伊解説陣がその強さを分析! | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】ナポリは、日本時間5日のセリエA第7節ナポリ対コモ戦で3-1と勝利を収め、アントニオ・コンテ監督が試合終了後の『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで語った。 【動画】ルカクが1G2Aで首位ナポリの勝利に貢献!
前節を終えて単独首位に浮上したナポリは日本時間5日、昇格組ながらも2勝2分2敗で好調のセスク・ファブレガス率いるコモと対戦。開始直後にスコット・マクトミネイのセリエA初ゴールで先制に成功すると、一度は同点に追いつかれたが、後半、ロメル・ルカクのPKなどで追加点を奪って3-1と勝利し、首位の座を守った。 指揮官のアントニオ・コンテは試合終了後、『ダゾーン』のインタビューに応じると、4度目のスクデットを夢見て歓喜に沸くファンに言及し、戦いを振り返った。 「ナポリのファンとの結びつきは非常に大切だ。われわれは再び熱狂に火をつけることができたが、決して簡単なことではなかった。首位にふさわしいナポリであるかどうかは分からないが、われわれが首位に立っているのが現実だ。もし3カ月前に言われていたとしたら、想像するのは難しかっただろう。毎試合で汗を流して戦わなければならず、今日も、おそらくリーグ内で最も好調のチームを相手に、そのような戦いができた」 「前半の終盤は、失点し、エリア外からのシュートチャンスを許して苦しい時間帯があった。だが選手たちが後半、素晴らしい反発心を見せてくれたことを非常にうれしく思っている。カルチョができるだけでなく、必要とあれば、シャツを汚してプレーする準備ができている。チームが気持ちの面でも成長していることを示したように思う。これは良い兆しであり、このまま前進していきたい」
経験と勝利への意欲でつかんだ勝利
今夏、コンテのラブコールを受けてナポリに加入したルカクは、この一戦で1ゴール2アシストの活躍を見せた。同じく新加入のマクトミネイと『ダゾーン』のインタビューに現れると、試合を分析した。 「前半はかなり苦しめられた。良いプレーをするチームで、ファブレガスは素晴らしい仕事をしているように思う。コモはクオリティやパワーのある選手たちがいて、上を目指していけるはずだ。だが後半は、僕らの経験と勝利への意欲が違いを作り出した。日々、努力して成長を続けることが僕のモットーだ。個人的なことはもちろんうれしいが、今日はチームが勝てたことが何よりも重要だ」
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