メーガン妃、タブロイド紙との訴訟に自信! 出廷しなくて済む略式判決への変更を要求
実父トーマス・マークルに宛てた手紙を掲載したとしてタブロイド紙「メール・オン・サンデー」を発刊している新聞社「アソシエイト・ニュースペーパーズ」を提訴しているメーガン妃。新聞社に手紙を提供したのは受け取った父であるが、一部を抜粋し紙面に掲載したのは妃のプライバシーを侵害し、データ保護権と著作権の保護に抵触すると主張している。
その裁判の審理が今週木曜日からロンドンで行われることになっていた。しかし妃の弁護士団は裁判の方式の変更を要求。証拠などを確認する審理は行わずに判決を下す略式判決を希望している。略式判決とは決定的な証拠を入手した時点で、それに基づいて判決を受ける仕組み。新聞「デイリーメール」はメーガン妃が勝訴に自信を持っている証だと報じている。
また妃の弁護士はその略式判決の日程の延期も要求。弁護士によるとそれは妃とヘンリー王子に関する暴露本『Finding Freedom(原題)』を訴訟の証拠に含める準備が必要だから。この暴露本は王室レポーターのオミッド・スコービーとキャロライン・デュランドが妃と王子の友人や王室スタッフにインタビューをして王室離脱までの道のりを書いたもの。問題となっている実父への手紙も登場する。新聞社は「王子と妃の視点から見た手紙に関する説明が本に登場する。それは手紙の内容に関するプライバシーの権利を放棄したことになる」としてこの本を証拠にするよう求めていた。判事は先月、新聞社の要求を認めていた。 当初、裁判にはメーガン妃や友人たちが証人として登場する予定だった。でも略式判決になれば妃たちが出廷する必要性はなくなり、判決も早く出る。妃の要求が認められるかどうかが、今後の裁判の行方を左右することになりそう。