嵐・相葉雅紀 来春主演舞台決定 東西ドイツ時代の家族の姿描く「グッバイ、レーニン!」
嵐・相葉雅紀(41)が来春公開の舞台「グッバイ、レーニン!」(2025年3月9~31日、PARCO劇場ほか)で主演を務めることが8日、分かった。 原作は03年にドイツで公開され、同国で600万人以上の動員を記録し大ヒットした同名映画で、舞台化もされた話題作。今回が日本初演となる。東西ドイツ統一を背景に時代の変化に奔走される家族の姿を描いており、相葉は母と姉と3人で東ドイツの首都ベルリンで暮らす主人公・アレックスを演じる。 相葉は「脚本を読んだとき、作品に描かれる時代の流れに翻弄(ほんろう)される人々の姿、家族を思うあたたかい心は、今の時代にも共感できるような、いきいきとしたものが息づいていると感じました」と印象を口にした。 ドラマや映画など映像作品での活躍が印象的な相葉だが、22年の「ようこそ、ミナト先生」で12年ぶりの舞台に出演を果たしたほか、今年10月には「THANATOS~タナトス~」で初の音楽朗読劇にも挑戦。近年は舞台にも意欲的だ。 2度の読売演劇大賞最優秀演出家賞など数々の賞を受賞した演出家・上村聡史氏との初タッグとなる今作。「上村さんの演出によって描かれる作品の世界に飛び込み、全力で挑ませていただきます」と意気込んでいる。