「足を引きずりながら…」先制点のエムバペに苦難!?ヒーローになりかけたが負傷交代「状況をさらに悪化させることに…」
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第6節、アタランタ対レアル・マドリードの試合が現地時間10日に行われ、レアルが3-2の勝利をおさめた。この試合でゴールを決めたものの、負傷交代したレアルのフランス代表FWキリアン・エムバペにとって悪い状況が続いていると、英メディア『ユーロスポーツ』が報じている。 レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、エムバペやジュード・ベリンガム、負傷から復帰したヴィニシウスを先発起用。10分には、ブラヒム・ディアスからパスを受けたエムバペが先制点を決める。しかし、36分にエムバペが負傷してロドリゴと交代した。前半アディショナルタイムには、アタランタのシャルル・デ・ケテラーレにPKを決められて同点に追いつかれてしまう。それでも56分にヴィニシウスが勝ち越しゴールを決めると、59分にはベリンガムが追加点を決めて2点リードする。65分に失点したものの、リードを守り切ったレアルが3-2の勝利をおさめた。 この試合で先制点を決めたエムバペについて、同メディアは「この試合を非常に鋭いスタートで迎え、10分以内に得点し、さらにそのスピードと動きで早い段階で2つのチャンスを作り出した。この得点は彼にとってCL通算50ゴール目である。中央のストライカーとして非常に落ち着いているように見えた」と高評価。しかし、「エムバペは足を引きずりながら退場した」と報じており、「エムバペはレアルでの生活のスタートを非常に苛立たしいものにしており、この最新の展開は状況をさらに悪化させるだろう」と伝えている。批判の的になることが多い状況からヒーローになりかけたが、この負傷はエムバペにとって打撃となるかもしれない。
フットボールチャンネル編集部