「BA・2」疑い7割突破 新たに786人感染 4日連続700人超え、過去3番目の多さ 1人死亡 (鹿児島市506、奄美市33、薩摩川内市32、姶良市32、鹿屋市25、霧島市23、和泊町17、日置市15、いちき串木野市12、志布志市12、長島町11、出水市8、指宿市7、湧水町7、南九州市6、曽於市5、垂水市4、伊佐市4、屋久島町4、瀬戸内町4、徳之島町4、南さつま市2、さつま町2、龍郷町2、知名町2、枕崎市1、大崎町1、東串良町1、南大隅町1、伊仙町1、宮崎県2) 新型コロナ・鹿児島22日発表
鹿児島県と鹿児島市は22日、新たな新型コロナウイルスの感染者786人と死者1人を確認したと発表した。新規感染者は過去3番目の多さ。県はクラスター3件の発生も公表した。県の直近1週間の変異株スクリーニング検査では、オミクロン株の派生型「BA・2」疑いが前週比21.1ポイント増の72.5%となった。 【写真】表・市町村別感染者数
死者は鹿児島市在住で、新型コロナ感染後、県内の医療機関に入院中だった。遺族の意向で年代、性別、死因は非公表。県内死者の累計は174人。 クラスターは和泊町の高齢者施設で28人(職員9人、利用者19人)、出水市の学校で13人(生徒7人、親族6人)、南さつま市の医療機関で11人(職員2人、入院患者9人)。高齢者施設の利用者19人は現在、施設内で療養している。 22日の新規感染者は最多を更新した前日を下回ったが、4日連続で700人を超えた。 居住地別では、鹿児島市506人で全体の64%。奄美市33人、薩摩川内市、姶良市32人、鹿屋市25人、霧島市23人、和泊町17人、日置市15人、いちき串木野市、志布志市12人、長島町11人、出水市8人、指宿市、湧水町7人、南九州市6人、曽於市5人、垂水市、伊佐市、屋久島町、瀬戸内町、徳之島町4人、南さつま市、さつま町、龍郷町、知名町2人、枕崎市、大崎町、東串良町、南大隅町、伊仙町1人。県外は宮崎県2人だった。
年代別では10代の175人が最多で、40代以下が79%を占めている。 21日時点の療養者は前日比11人減の5576人。内訳は入院234人(9人減)、宿泊施設入所999人(24人増)、自宅待機4343人(26人減)。入院のうち酸素投与が必要な中等症22人、重症2人。病床使用率は35.0%。累計感染者は5万8736人となった。