住宅で高齢夫婦が死亡 容疑者死亡のまま夫を殺人容疑で書類送検 無理心中か 岡山・矢掛町
KSB瀬戸内海放送
2024年6月、岡山県矢掛町の住宅で高齢夫婦が亡くなっているのが見つかった事件で、警察は29日、夫(当時76)を殺人の疑いで、容疑者死亡のまま岡山地検に書類送検しました。 【写真】事件があった住宅(岡山県矢掛町)
警察によりますと、夫は6月12日ごろ、自宅で妻(68)の胸などを包丁で刺すなどして殺害した疑いが持たれています。 夫はその後、首をつって死亡しました。 妻の死因は、心臓の膜に液体が大量に溜まる「心タンポナーデ」でした。 事件当時、家には鍵がかかっていて外部から侵入した痕跡はなく、家を訪ねた娘が見つけて通報しました。 警察は現場の検証や遺体の解剖結果などから、夫が妻を殺害して自殺を図った疑いが強まったとして容疑者死亡のまま、書類送検しました。
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