家庭内別居をしたけど「完全別居・離婚」はしない理由…既婚男女400人超「世間体のため」を超えた“生々しい事情”
ノマドマーケティング(東京都渋谷区)が、既婚男女を対象とした「家庭内別居」に関する調査を実施。その結果を発表しました。 【トップ6】「えっ…生々しい…!」 これが、既婚男女が明かした「家庭内別居に至った理由」上位6個です!
「別れたいとは思っていない」人も
調査は2024年9月27日、全国の30~59歳以下の既婚男女を対象に実施。計3000人(男性1785人、女性1215人)から有効回答を得ています。 全回答者に「家庭内別居をしたことがあるか」について聞いたところ、「ある」と回答した人が全体の約15%(461人)を占め、10人に1人は家庭内別居を経験していることが分かりました。男女別では、男性306人、女性155人となっています。 では、家庭内別居をしつつも「完全別居」や「離婚」をしないのは、どうしてなのでしょうか。 「家庭内別居をしたことがある」と回答した人(461人)に、「完全別居、離婚をしないのはなぜか」について聞いた結果(複数回答)、トップとなったのは「今はそのタイミングではないと思うから」(151人)でした。次いで「経済的理由で完全別居が難しいから」(144人)、「世間体のため難しいと思うから」(80人)と続き、生々しい事情が明らかになっています。 なお、男性からは「離婚申し出を拒否されているから(58歳)」「別れたいとは思っていない(52歳)」「物理的理由で家族関係は良好(51歳)」、女性からは「離婚をしたいと思わないから(46歳)」「離婚してくれない(30歳)」「相続・遺産の関係上(56歳)」「めんどくさい(58歳)」といった意見が上がったということです。 調査結果を受けて、同社は「嫌々ながらも、まだ別居や離婚をするほどではないと考えている人が多いことが分かります。費用面や子どもへの影響のほか、実家を頼れないなど、別居・離婚がしたくてもできない状態だといえるでしょう」とコメントを寄せています。 あなたは「家庭内別居」をしたことがありますか? それとも…?
オトナンサー編集部