【AI予想回顧】ダイヤモンドSは3連複的中 GIフェブラリーSの結果はどうだった?
イベリスが逃げ切り勝ち
例年の京都開催の最終週ではなく、今年は阪神開催の開幕2週目に行われることとなった京都牝馬S。AIは過去10年の同レースで「前走1着」は複勝回収率106%というデータに着目。該当するのはリリーバレロ1頭のみ、前走で馬券に絡んだ馬も他に不在というメンバー構成であることから勢いに期待した。 対抗以下はシャインガーネット、リバティハイツ、ギルデッドミラー、アイラブテーラーとなっていた。 好スタートから迷いなく先頭に立ったイベリスが逃げる形となったレースは、淀みなく流れる。1番人気に支持された本命のリリーバレロは先行集団に取りつく勢いだったが、鞍上の松山騎手は控える競馬を選択し、7番手を追走。直線に向いてから前が開かなかったという面もあったが、伸びず11着という結果に終わった。 勝利したのはイベリス。ラスト3ハロンを11.4-11.2-11.7の34.3でまとめ、1:20.0という好タイムで逃げ切った。2着は4角で10番手だったギルデッドミラー、3着は4角12番手のブランノワールと差し馬も差を詰めたものの、及ばなかった。
テリトーリアルが接戦を制する
小倉競馬場の芝1800mで争われたハンデ戦、小倉大賞典。難解なレースでAIが本命に推したのは、昨年暮れの中日新聞杯で重賞初制覇を飾ったボッケリーニだった。対抗には小回りの1800mを得意としているフェアリーポルカ、3番手以下はヴァンランディ、ヴァンケドミンゴ、トーラスジェミニに印を回していた。 大外枠からディアンドルが行く構えを見せたが、それを制してトーラスジェミニが先頭に立つ。2頭が後続をやや引き離し、5番手にフェアリーポルカ、ボッケリーニはその直後の6番手を追走する。前半1000mの通過は58.0、3角で逃げたトーラスジェミニは苦しくなり後退し、隊列は一気に凝縮した。 ディアンドルがやや外めに持ち出しながら先頭で直線へと向き粘り込みを図ったが、外からテリトーリアルとボッケリーニが強襲してくる。この2頭が並んで接戦となったが、ハナ差でテリトーリアルが制し、重賞初制覇。2月いっぱいで解散となる西浦厩舎にとっても嬉しい勝利となった。重賞連勝を狙った本命のボッケリーニは2着まで、3着のディアンドルも含めて相手は無印評価だった。
SPAIA編集部