【AI予想回顧】ダイヤモンドSは3連複的中 GIフェブラリーSの結果はどうだった?
ダート界の新チャンピオンにふさわしい走り
先週末はGIフェブラリーSを含む4重賞が行われた。AI予想エンジンKAIBAはどのような予想をしたのか、そして結果は的中となったのか振り返っていく。 【競馬永久保存版】単勝が一番儲かる馬券!?回収率UP ローリスク・ハイリターンな買い方(1/2) 2021年のJRAでのGI開幕戦となったフェブラリーSでAIが本命に推奨したのは、4歳馬のカフェファラオ。同舞台で行われた昨年のユニコーンSでは、後続に5馬身差をつける圧巻の走りを見せている点、昨年のGI、1番人気馬では連対率90.9%と驚異的な成績を残したルメール騎手ということからも、逆らうことはできないと見たようだ。 対抗には初のマイル戦という不安要素はあるものの、前走の根岸Sで差し切り勝ちを見せたレッドルゼル、以下アルクトス、ソリストサンダー、インティとなっていた。 ワイドファラオとエアアルマスを行かせて、3番手のインという絶好のポジションからレースを進めたカフェファラオ。その後ろにアルクトス、中団後方にレッドルゼル、ソリストサンダー、インティという隊列。スタートしてから2ハロン目が10.8、3ハロン目が11.4だった以外は極端に速くなることなくレースは流れていった。 この展開になれば、カフェファラオにとって理想の形。残り200mでエアアルマスを交わして単独先頭に立った後、外からエアスピネルに迫られたものの、脚色は最後まで鈍ることなくそのまま押し切って勝利。 勝ちタイムは1:34.4、過去10年の良馬場で行われたフェブラリーSと比較しても抜けて速く、ダート界の新チャンピオンにふさわしい走りだったと言えるだろう。しかし予想は2着エアスピネル、3着ワンダーリーデルを軽視しており、的中とはならなかった。
待望の重賞勝利
東京競馬場の芝3400mを舞台に行われるマラソンレース、ダイヤモンドS。AIは前走のステイヤーズSで3着と好走した牝馬のポンデザールを本命に推奨した。対抗以下はオーソリティ、ボスジラ、グロンディオーズ、ブラックマジックに印を回した。 レース序盤は長距離戦らしくスローペース。ブラックマジックが逃げ、1番人気のオーソリティが好位を追走する中で本命のポンデザールは中団後方からレースを進めていく。ペースが上がったのは2週目の3角、2番手追走のジャコマルが徐々に先頭に並びかけていき、後続各馬の鞍上の手も動き始める。 残り400m、満を持してオーソリティが抜け出すと、後続を引き離しにかかる。しかしそこに1頭だけ伸びてきたのは、道中7番手を追走していたグロンディオーズ。ジリジリと、しかし一歩ずつ差を詰めると計ったようにゴール前で差し切った。3歳時には菊花賞にも出走した期待馬が1年以上に及ぶ長期休養を経て、6歳にして掴んだ待望の重賞勝利だった。 2着はオーソリティ、そしてポンデザールはそこから5馬身離されたが最後にしぶとさを見せて3着となり、3連複3,050円が的中した。