ミネラルってどんなもの?人にとって必須なミネラルの効果と含まれる食材
連載『カラダに良いこと、やってます』第24回:ミネラルの効果と含まれる食材
Eureka整骨院の医院長・石井友葉です。熱き情熱を大切に、患者様ひとりひとりに向き合った治療を心がけています! 連載『カラダに良いこと、やってます』では、“自分らしい健康” を見つけるきっかけを提供していきます。 ビタミンの効果って?食が進む秋は含まれる食材を摂取して健康にも気をつけよう 今回は、前回のビタミンの働きに引き続き、ミネラルについて紹介していきます。
ミネラルの効果と含まれる食材
そもそもミネラルとは? 疑問に思う人もいますよね。まず、働きや効果を見てみましょう。デジタル大辞泉によると、以下の通りです。 ”栄養素としての無機質。カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・燐(りん)・硫黄・鉄などの無機塩類。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。” ミネラルは自分の体内で生成することができないので、外部から取り込まなければなりません。ミネラルが不足すると体に異常をきたすこともあり、生活習慣病の原因になってしまうこともあるんです。そこで今回は、必須ミネラルとよばれるなかでも8種類に注目してみましょう。日々の食事のなかで意識して摂取することが大切ですよ。
1.カルシウム
骨や歯を構成し、強くする他に、怪我をしたときに血液を凝固したり、神経や筋の働きを正常にしてくれます。 含まれる食品…乳製品、骨ごと食べれる魚 ビタミンDはカルシウム吸収率を高めるため、意識的な摂取を心がけましょう。また1日15分の日光浴でもビタミンDが体内で生成されます。在宅ワークをしている方もお散歩やお買い物などで、外に出向くようにするといいです!
2.リン
歯や骨を作るほか、細胞の膜を作ったり、DNAなどの核酸の構成成分として働きます。また、体のph(酸性・アルカリ性)の調節にも役立つんです。 含まれる食品…うなぎ、ドジョウ、煮干し 加工食品やインスタントに多く含まれるため、過剰摂取が問題になることがあります! リンを摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げるため注意が必要です。
3.マグネシウム
筋や細胞内に存在し、エネルギー産生・神経伝達・筋収縮に関わっています。余分なマグネシウムは骨に貯蔵され、体内で欠乏すると、血中に溶け出すようになっています。 含まれる食品…野菜、大豆食品、穀類 ストレス過多・アルコール摂取時、解消するのにマグネシウムが、必要となります。