Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

「古民家ホテル」に新棟 美濃市中心部、須田邸を改装

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
岐阜新聞Web

 岐阜県美濃市中心部のうだつの上がる町並みの古民家を改修した宿泊施設「NIPPONIA美濃商家町」の2棟目となる「YAMASITI(やましち)棟」(美濃市殿町)が5日、開業する。施設を分散させることでまち全体の周遊を促す「分散型ホテル」として注目され、地域活性化の期待も高まる。  建物は、江戸、明治期に紙問屋や金融業を通じて財を成した須田万右衛門の邸宅(通称須田邸)。1143平方メートルの敷地に、築約150年、木造2階建てで延べ床面積521平方メートルの母屋、蔵、書院造りの広い庭がある。2009年に所有者が市に寄贈した。  主な改修は市が実施。客室は母屋に3室、蔵1室の計4室で、トイレなど水回りは一新。床などを張り替え、耐震補強も行ったが、太い梁(はり)や趣のある古い壁、明かり取りの天窓など、できる限り元の形を残した。壁紙に和紙を活用、室内に和紙の芸術作品を飾るなど、和紙のまちの魅力も伝える。母屋にはカフェを併設予定で、蔵の客室はペット同伴が可能。  宿泊料金は1泊朝食付き、1部屋約5万円。1棟目「YAMAJOU棟」(同市本住町)と合わせて客室は計10室となった。  運営は1棟目同様、地元のまちづくり会社「みのまちや」が担う。資金面で地元住民の援助を受けた。  4日にYAMASITI棟でセレモニーがあり、武藤鉄弘市長ら約40人が出席。みのまちやの辻晃一社長(40)は「町全体を楽しんでもらうのがコンセプト。住んでいるかのように美濃を楽しんでもらえたら」と話した。

岐阜新聞社

【関連記事】