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うつ休職から仕事に復帰したい なんで「リワーク」?

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NIKKEI STYLE

こんにちは、編集者・ライターのふくいひろえと申します。以前、うつで休職していた私は、「リワークプログラム」を受けて復職し、今では「うつ患者」から「元うつ患者」になって、元気に働いています。 前回記事「まさか自分? うつの私、リワークプログラムに出合う」では、うつ発症時のこと、休職、そして「リワークプログラム」に通うことになるまでを、お話ししました。 今回は、リワークプログラムの立案者で統括者の、「東京リワーク研究所」五十嵐良雄所長にプログラムの成り立ちや、概要について尋ねました。 ◇   ◇   ◇ 「会社としては、リワークプログラムを受けてから復職してもらいたい」 早く仕事に復帰したかった私にとって、なぜ勤務先の会社が、このプログラムをこんなに強く勧めるのか、その理由がよく分かりませんでした。いったい、どういうこと? 最初はそんな気持ちでいた私でしたが、その理由はすぐに判明します。

■うつ休職から復職する人たち向けの「復職支援プログラム」

うつの「リワークプログラム」がスタートしたのは、2005年。東京・虎ノ門の精神科クリニック、「メディカルケア虎ノ門」が考えた、うつによる休職から復職する人たち向けの復職支援プログラム、「リワーク・カレッジ」が始まりだそうです。 「リワーク(Re-Work)」の「リ(Re)」は、「Return(リターン=戻る)」の意。ワーク(Work)は仕事。「リターン トゥ ワーク」、つまり仕事に戻るためのプログラムというわけです。 会社に出勤するのと同様にプログラム施設に通い、同じ病気の仲間と集団で活動するなかで復職の準備を行うものです。 その後、2008年に、このプログラムの導入を支援する「うつ病リワーク研究会(現・日本うつ病リワーク協会)」が設立され、全国の医療機関に広がり、現在は国内200以上の医療機関が、それぞれの地域性や患者の状況などに応じて、このプログラムを実施しています。 プログラムは「うつ」による休職者の復職を支援するだけでなく、再休職防止に効果を上げ、現在、「リワーク」という言葉は、従業員の安全と健康を考える産業保健の関係者の間では知らない人がいないほど、認知されています。

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