読書週間に「本の福袋」 和泊町立図書館
どんな本が入っているかは開けてからのお楽しみ―。鹿児島県の和泊町立図書館(永井徹館長)はこのほど、秋の読書週間(27日~11月9日)に合わせた特別企画「本の福袋」の貸し出しを始めた。利用者からは「これまで手にすることのなかったテーマの本と接する機会ができた」「ゲーム感覚で面白い」などと好評だ。 福袋は、職員が設定したテーマ別に3~4冊を中が見えないよう紙袋に入れて貸し出すもの。2017年に始まり、4年目。同館では毎年、子どもの読書週間(4月23日~5月12日)、秋の読書週間、年末年始に12~16袋ほど準備する。 今回の福袋のテーマは「家族って何?」「すてきな猫に会ってみたい」「こどものほん きょうりゅうだいすき」などさまざま。一般や中高生、小学1・2年生など年代別に用意されている。 展示・貸出期間は11月8日まで。司書の大山さおりさん(49)は「いろいろな本との出合いを楽しんで」と呼び掛けている。
奄美の南海日日新聞