剛力彩芽「ダンスをしているときは自分の感情が1番表に出る」知られざる素顔を披露
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。1月11日(月・祝)のお客様は、剛力彩芽さんと映画監督・映像ディレクターの洞内広樹さん。剛力さん主演・洞内さん脚本・監督の短編映画「MASKAHOLIC」(今年公開予定)のお話から大人気漫画「天使なんかじゃない」実写化の話題に!?
◆「言葉で伝えるのが下手だから、表現にたどり着いた」(剛力)
剛力:言葉で伝えるって1番大変じゃないですか? 洞内:いやぁ、本当に。言葉は解像度が低いですからね。頭で思っていることの何分の1も(表現できない)って感じですよね、本当に。 剛力:私、言葉で伝えるのが下手だから、表現っていうものにたどり着いたんですよ。 洞内:なるほど! 剛力:そう。すごく苦手だったんです。小学生、幼稚園、小学生のときとか基本的に人と話せなくて。心では思っていても、何て言ったらいいのかわからないっていう。いまだにそれはプライベートだとけっこうありますけど。 洞内:それでも思いがどっと出るのは、踊っているときとか演技しているときとか? 剛力:そうなんです。特にやっぱりダンスをしているときは自分の感情が1番表に出ますね。 洞内:へぇ。ダンスって僕みたいな素人の考えだと「楽しくてたまらない!」みたいなポジ方向があふれ出したときに、体が躍動するみたいなイメージがあるんですけど、(気持ちが)ダウナーな方でも、身体に思いがあふれ出るみたいなことってあるんですか? 剛力:そういうときもありますね。切ないとか、悲しいとか、苦しいみたいなものも自分のなかでは。まぁある意味、ストレスの発散もダンスでできるというか、苦しい思いみたいなものもダンスで吐き出せる。 洞内:それはアドリブで踊るんですか? 剛力:それもありますが、でも基本的には振り付けがあったほうが私は好きですね。 洞内:曲をかけて、体を動かして。そのときは何を思っているんですか? 無になる? 剛力:無……でも、曲のイメージとかに合わせて踊ったりする、だから邦楽で踊るのがすごく好きなんです。知っている曲で、言葉がわかる曲で。だから洋楽で踊るときも、基本的にちゃんと事前に歌詞の意味は必ず調べます。だから言葉だけで勝負できる洞内さんはすごいなと思いますよ。 洞内:いやぁ……本当はもっと口下手なほうがいいと思いますよ。 剛力:(笑)。