DeNAドラ2・牧 新バットで菅野撃つ 「甘い球を一球で捉えるのが持ち味」
DeNAの新人合同自主トレーニングが9日、神奈川・横須賀市の2軍施設で行われ、ドラフト2位・牧秀悟内野手(22)=中大=が、バットの軽量化を図ったことを明かした。 大学日本代表の4番も務めたパワーヒッター。これまで85センチ、900グラムのバットを使っていたが、長さは同じで、プロでは軽量の870-80グラムに新調。「色々な方と話して、プロの球を打つためには少し軽めでしっかり振れることが大事だと思った」と自覚十分だ。 二塁の定位置を狙う牧の目標は「開幕1軍」。3月26日の開幕戦の相手、巨人は菅野の残留が決定した。1軍の座をつかめば、いきなり対戦する可能性もあるだけに「甘い球を一球で捉えるのが自分の持ち味。名投手にも自分のスイングを忘れずにいきたい」と胸を躍らせた。 “プロ仕様”のバットで日本のエースを打ち砕き、「神奈川の牧」の名を全国にとどろかせる。(浜浦日向)