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【特集】強盗実行犯を募る“闇バイト”指示役が語った計画...その後事態は急展開 記者の直撃で見えた“裏側”とは

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MBSニュース

SNSで広がる「闇バイト」。特殊詐欺の受け子の募集などが問題となっていたが、最近では強盗の実行犯を募集するケースが増えている。今回、取材班は“ある強盗事件”を企てる人物と接触。すると事態は思わぬ展開となった。

SNSで横行する“仕事”の依頼

今、SNSで「闇バイト」と検索すると、「一攫千金」や「ガッツリ稼げます」などと“仕事”の依頼がヒットする。この多くが犯罪の実行役を募ったものだとみられている。今年6月、取材班は闇バイトを募集していたアカウントにメッセージを送り、取材した。 【闇バイトを募集していた人物との電話】  (男)「もしもーし。」 (記者)「もしもし。仕事内容は?」  (男)「『受け出し』ってわかります?」

男は高齢者からキャッシュカードなどをだまし取る「受け子」のリクルーターだった。 (男)「対面して(キャッシュカードを)受け取るのは2分くらいで終わると思います。報酬は、受けて出してもらってのお金があるじゃないですか。その何割かを抜いてもらって、残りはロッカーに入れておいてくださいねっていう感じです。大体10万円~30万円くらいが相場ですかね。」 こうした特殊詐欺の闇バイトをめぐっては、SNSを利用する若い世代がアルバイト感覚で請け負い、警察に逮捕されるケースが増えている。

そんな中、今、警察が最も警戒している闇バイトが『強盗』だ。今年3月、大阪市内の住宅に強盗目的で押し入ったとして、15歳と17歳の少年が強盗容疑などで逮捕された。元々2人は面識がなく、ツイッターから闇バイトに応募したという。

強盗の隠語『叩き』を募る“赤坂”と名乗る男と接触

では、一体どのようにして強盗の実行犯を募集しているのだろうか?取材班がツイッターを調べてみると、「お金が欲しい方連絡下さい。激アツ案件ありますよ」という文言とともに、強盗を表す隠語『叩き』と書かれた投稿を見つけた。メッセージを送ってみると、「テレグラムお持ちですか?」とすぐに返事が返ってきた。

テレグラムとはロシアの企業が開発したメッセージアプリで、やりとりした文章や画像が一定の時間を経過すると自動で消去され、一度消去されると履歴の復元は難しく、犯罪に利用されるケースが多い。テレグラムを通じて取材班に送られてきたメッセージに返事をすると、「赤坂」と名乗る男からメッセージがきた。 【赤坂と名乗る男からメッセージ】 「偵察係が念入りに取材した案件です。客は一人暮らしの老人です。工事業者を装って自宅に入れてもらいます。客が隙を見せたら口元をタオルで押さえて、ガムテープで縛ります。お金がどこにあるか確認します。お金を持って逃げます。」 赤坂と名乗る男のメッセージは、強盗の手順が書かれたものだった。

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