富田林市が支援する方針を伝えたものの・・・考え変わらず「金剛バス」が12月20日で運行終了へ 人手不足や売上低下で 大阪
大阪府南東部を走る路線バス「金剛バス」が、12月20日をもって運行を終了することがわかりました。 金剛バスは、富田林市・太子町・河南町・千早赤阪村を走る路線バスで、運営会社は富田林市に本社がある金剛自動車です。 金剛自動車によりますと、乗務員の人手不足や売上の低下などが理由で、12月20日をもって金剛バスの事業を廃止するということです。 富田林市によりますと、金剛自動車から事業廃止の意向を聞いたのは5月で、事業継続に向けて支援する方針を伝えたものの、会社の考えは変わらなかったということです。 金剛バスの路線には他の公共交通機関がなく、利用者は1日あたり2000人以上に上るとみられます。 富田林市は国や府の協力を仰ぎながら事業者を探し、可能な限り路線維持に努めたいとコメントしています。
ABCテレビ