トヨタの超小型EVに採用、アイシンの駆動部品は何がスゴい?
アイシン精機は新開発の超小型電気自動車(EV)用駆動ユニットが、2020年12月にトヨタ自動車が発売した2人乗りの超小型EV「シーポッド」に採用された。 アイシン精機が披露した次世代駆動モジュール、電動化の切り札になるか 同ユニットは超小型EVの主駆動用として開発した。トヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」の電気式4輪駆動(4WD)システムとして、後輪駆動用に搭載された電気式4WDユニットの構造を活用した。永久磁石同期モーターを採用することで高い出力を確保する。 ギアトレインを2軸から3軸にレイアウトを変更したことで横幅を小型化し、車幅の狭いシーポッドに同ユニットを搭載できるようにした。