100年以上愛され続ける滋味深いだし、京都の食堂「大鶴」が紡いだ物語。
品書きには麺類と丼、約40品が並び、目移りを誘う。なかでも手打ちそばを使った名物のちらしそば、けいらんやのっぺい、たぬきといった京都ならではのあんかけうどん各種が特に好評。夏ごろには悠祐さんおすすめの胡麻せいろやすだちそばも登場する。 昔を知る客も、若い観光客もそれぞれに落ち着いてお腹を満たせる街角の食事処。「鶴は千年」の言葉にあやかって、後々の代まで長く長く続いてほしい。
●京都市中京区三条通堺町角 TEL.075・221・4434 営業時間:11時~16時(土曜は~15時の場合あり)、17時30分~19時 日曜・祝日休ほか不定休あり 予約不要
撮影・ハリー中西 文・泡☆盛子
『クロワッサン』1113号より
クロワッサン オンライン