夏の甲子園覇者・京都国際は新チームも強い!“防御率0.00左腕”らで投手王国を形成、京都外大西、立命館宇治らが王者を追う【京都新チーム展望】
京都国際の対抗馬となりそうな京都外大西、立命館宇治など私学も戦力充実
近畿大会を争うライバルになりそうなのは京都外大西、立命館宇治、京都共栄だ。夏準優勝の京都外大西は強肩捕手の下曽山仁捕手(2年)、夏では2番谷春毅内野手(2年)、3番杉浦智陽内野手(2年)、5番前川斗真内野手(2年)と攻撃の核が残っており、野手陣は京都国際にも見劣りしない。投手陣の柱となる選手が出てくれば、2年連続のセンバツ出場も見えてくる。 立命館宇治は最速146キロ右腕の柴田淳之介投手(2年)を筆頭に投手力が充実。京都共栄は2022年秋に木谷忠弘監督が就任してから府外からも有力選手が集まるようになり、この秋は台風の目になりそうだ。 京都国際と準決勝以降で対戦があるチームで有力なのは福知山成美と龍谷大平安。福知山成美はキレのあるスライダーを投げる右腕の小澤快心投手(2年)や広角に長打が打てる木村漸外野手(2年)など投打の核になる選手が残る。新チームからは中学軟式野球で実績のある審研人監督が新たに就任。その手腕に期待がかかる。 龍谷大平安は最速145キロ右腕の鏡悠斗投手(2年)や左腕の山本陽斗投手(2年)など投手力が高い。14日に行われる立命館との3回戦が一つの山場となりそうだ。 すでに乙訓や西城陽といった有力校が敗退しており、今後も混戦が予想される秋の京都府大会。京都国際を止めるチームは現れるだろうか。